安心くだもの  ゆうきの味

 …それは誰もが求める共通の願いです。それには完全無農薬栽培が一番の理想なのですが、一定の品質と収量を求める以上、今の時点でそれを可能にするには、東京ドームの様な完全に外界と隔離された環境が必要になってしまいます。トマトやキュウリ等のハウス栽培に適したものなら可能かもしれませんが、果樹においては資本力が無ければ出来ないものです。

 大気汚染、水質汚濁、異常気象…等々、近年農業を取り巻く環境は悪化の一途をたどっていますが、だからといって理想の追求を諦めるわけには行きません。自責にしろ、他力にしろ、今の環境を悪化させてしまったのは、私達就農者を含めた人類共通の責任です。

 
 と言うことで、1974年から環境に順応出来る改善に取り組み始めました。


 
草刈り機でマメに除草作業を行なうことで、害虫とその天敵の共生が出来る環境を整える。よって除草剤は一切使用していません
自然界から抽出したものを農薬代替として使用する(炭などを生産する時の副産物に木酢があります。これもまた、特定の害虫に有効であることが分かっています)。
人体への影響が出ない基準と有効最低基準、そしてシーズンのどの時点で投入するのが一番効果的なのか? 幾つかの要点から考察することで、農薬散布のボーダーを下げています

 この様に、永年の観察と考察により総合的に見直すことで、一連の流れ(良い循環)が出来上がりつつあります。
ホ場では農薬散布にメリハリを付けることで着実に使用回数・量を減らすことが出来、千野果樹園は一般的な基準値に対して、農薬の総使用量・散布回数、ともに2/3程度まで下げています。

 その結果当園の圃場では、農薬に非常に弱い在来天敵が大活躍できるホ場に還り、そこで実った果実は、アトピーなどのアレルギー体質の方々にも、安心して、美味しく、感動していただける「安心くだもの(C)」として、全国のお得意様へ届けております。

アレルギーなど体質に不安のある方は、必ず医師と相談してください。
不測の病害虫の大発生などに当っても、自然に帰属する分解されやすい薬剤を使用し、収穫時には影響が出ないように対処することを原則としています。
万が一、防除策に人体への心配が考えられる事態が発生した時は、予想される影響を発表し、お客様が判断出来る情報を提供しています。